いよいよ5月も3分の一が過ぎたところで暖かくなってきましたね!
これから気温も上がっていき梅雨に入るわけですが、この時期に特に気を付けなければいけないのが、
「食中毒」
ですね。
例年O-157が囁かれてますが、今年は違います。
「アニサキス」
これげ猛威を振るってます。
では、アニサキスとは何なのかを調べてみました。
魚屋さんでは常識!?「アニサキス」
だからもちろん知ってますし、見たことも多々あります。
ズバリ「寄生虫」です。
特によく見かけたのが「生スルメイカ」「生サバ」「生タラ」「生ホッケ」「天然タイ」「生サーモン」あたりでした。
お分かりだと思いますが、「生もの」「天然もの」に寄生しています。
店頭に出す際には特に気を付けて出していましたが、中に潜り込んでいる場合はどうしようもありません。
予防としては、
- 刺身で食べる場合は薄く切ってよく確認する事。
- 加熱や冷凍する事。
- よく噛む事。
これで防ぐことができます。
あと、酢漬け、塩漬け、ワサビは効果ありません。
でも、刺身たべたいですよね^^;
そんな時は「養殖もの」を選ぶといいです。
自然界の魚(天然もの)はいろいろなものを食べてます。その中でいつの間にかアニサキスに感染するような餌を食べてしまっている為、寄生されてしまいます。
一方、養殖された魚は餌や環境がしっかり管理されているのでまず寄生されることはありません。
だから食べるなら「養殖もの」です。
ちなみに、大手寿司チェーンのサーモンは、ほとんどが養殖ものなのでご安心を^^
食べるとどうなる?
食後3~4時間、長ければ10時間ほど後に突然の激しい腹痛、吐き気、嘔吐にみまわれます。
腸まで行ってしまえば長ければ1週間くらい腹痛が続きます。
アレルギー症状が出る方もいるようです。
治療方法は?
だいたい症状はが出るのは夜中が多いです。
症状が現れたら内視鏡のある病院で確認してもらい鉗子で摘出します。
早ければ数分、長くても1時間程度で嘘のように収まります。
胃壁に傷をつけられてしまった場合は2~3日痛みが残る場合もあります。
もし、摘出できなくても基本的に人体では1週間程度しか生きられません。
なんにせよ、すぐにお医者さんに行くのが賢明です。
まとめ
知ってしまえば防ぐことができる「アニサキス」
なんでもかんでも警戒しながら食べてもおいしくないので、正しい知識を身につけておいしく食べましょう!
最後にもう一度おさらいです。
- 刺身(生)で食べるときは薄く切る。
- 目視で確認。
- 加熱や冷凍(‐20℃以下で24時間)はしっかりする。
- 薬味は効果がないので期待しない。
これだけ気を付けておけば大丈夫です^^
美味しく魚食べましょう^^
最後まで読んでいただきありがとうございました~!